宇宙ゴミの最大の問題点はその 危険性 である。 宇宙ゴミは宇宙空間を漂っていると表現されることが多いが、実際には漂っているなどという生易しい表現では済まされないほど危険な存在で、地球周辺を漂うスピードは 秒速3~8km にもなる。 2015年12月11日、国際宇宙ステーション(iss)での142日間の長期滞在を終えて、 油井亀美也宇宙飛行士が地球に帰還しました。 issには世界各国から選ばれた6名の宇宙飛行士が暮らしています。 彼らはissでどんな生活を送っているのでしょうか。 そこで、近年、宇宙開発の専門家の間では「宇宙空間の安全保障」をSafetyの問題として位置づけ、「安全保障のための宇宙」であるSecurityと区別して議論を進め、まずはSafetyに関わる部分の国際合意を作るべきではないかという議論も出ている 10 。