けれども仏教の根本的な基盤を形作っている教えとか、仏教を他の宗教から大きく分かつ違いについてなら、お話することができそうです。 先ず最初に、仏教とは単なる信仰ではないのだ、ということをお話する必要があります。 しかし仏教ではなぜ定の修行が必要なのでしょうか? それは「戒定慧」の三学とあるように、最終的な目的=悟りの智慧を獲得するために定の修行が必要だからです。これを「禅定は智慧のための故なり」 …

「結果が出る正しい努力」のこと。 仏道修行は「目的」を達成するための正精進です。 もし苦しむために修行しているなら、それはもう本末転倒です。 仏教修行の目的は、悟りを得る(世の中の真理を知る)ことです。 【6年間の末】 仏教の世界観は必然的に、仏教誕生の地であるインドの世界観である輪廻と解脱の考えに基づいている。 人の一生は苦であり永遠に続く輪廻の中で終わりなく苦しむことになる。 その苦しみから抜け出すことが解脱であり、修行により解脱を目指すことが初期仏教の目的であった。 現代社会の代名詞の一つが「ストレス」。 多忙を極める現代社会の中でストレスを感じ、中には心身の不調を訴えて病気になってしまう人もいます。 その中で最近、お寺での修行体験がブームとなっているとnhkのテレビ番組「あしたも晴れ!人生レシピ『お寺で自分を見つめ直しませんか?

こんちわ、柿田ぴんとです! 今回は、仏教のおすすめ本10冊を紹介していきます! 瞑想・マインドフルネスのおすすめ本はこちら! 【2019年】瞑想・マインドフルネスのおすすめ本ランキング12冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介! 1. けれども仏教の根本的な基盤を形作っている教えとか、仏教を他の宗教から大きく分かつ違いについてなら、お話することができそうです。 先ず最初に、仏教とは単なる信仰ではないのだ、ということをお話する必要があります。 「しゅぎょう」といっても、漢字で書くと、「修業」と「修行」の2種類があります。「修業」といった場合は、華道や茶道などの芸術や、学問修業、花嫁修業など、世間のさまざまな技術を身につけるときに使います。ところが仏教では「修行」という言葉を遣います。仏教の目的は、さとりを開くことですので、修行の目的は、さとりを得ることです。このように、修業と修行では、発音は同じでも、目的はまったく異なるのです。ではまず、仏教を説かれたお釈迦さまは、どのような修行をされたの …