綱領の概要.

日本共産党綱領(2020年改訂)の章構成と要点は以下の通り。 戦前の日本社会と日本共産党 - 日本共産党は日本帝国主義の侵略と戦争に対し、平和と民主主義を掲げて闘った; 現在の日本社会の特質 - 対米従属と大企業・財界支配の矛盾が深刻化 11月6日付のしんぶん『赤旗』に掲載された日本共産党第8回中央委員会総会における志位和夫委員長による「綱領一部改定案についての提案報告」における「中国の国際政治における問題点」の部分を読んで、私は事実関係に関する共産党の判断に非常に大きな違和感を覚えました。

そもそも「共産党」とは、20世紀初頭、ロシアで、世界にさきがけて共産主義化に成功したロシア革命の際に生まれた政党です。その後、その「ソビエト共産党」の指導のもと、世界を共産主義化するために世界各地に支部となる「共産党」が設けられました。(日本共産党もその支部の1つとして設立しています。)そのため、どの国の「共産党」も、ロシア革命をお手本に自国で共産主義革命を起こし、その地域を共産主義化することを目標に活動を開始しました。が、それらの「活動」はきわめて非人 …

この「51年綱領」は中国共産党とスターリンの合作だったといわれ 、中国共産党は「51年綱領」に対して満足の意を表明している 。 しかし1952年(昭和27年)4月にはサンフランシスコ講和条約の発効で占領状態が解かれたことでレッド・パージは解除された。

2019.11.10. 日本共産党委員長発言(朝日新聞) 2019.02.27. 私は11月10日のコラムで日本共産党の綱領改定問題(中国関係)について疑問を呈しました。