「風車」は「かざぐるま」なら和語で「ふうしゃ」なら漢語。 「色紙」は「いろがみ」なら和語で「しきし」なら漢語。 「生物」は「なまもの」なら和語で「せいぶつ」なら漢語。 「白菊」「夕刊」なんかはちょっとわかりにくいけど 和漢混合ですね。
「漢語」と「和語」をそれぞれ字面だけから解釈しますと、「中国のことば」「日本のことば」となります。つまり、「漢語」とは、中国から入ってきたことばを指すわけです。中国から入ってきたことばは音読みされますから、音読みの熟語は漢語、訓読みは和語、と考えればよさそうです。 和語とは何か、読み方と意味、和語と漢語と外来語との見分け方をまとめました。 日本の語彙をその出自によって分類すると、和語、漢語、外来語の3つに分けられます。 和語はもともと日本にあった語で、見分け方は訓読み 日本語の「連濁」という音声変化をごぞんじでしょうか?「色」+「紙」で「色紙」という新しい言葉ができますが、「いろかみ」ではなく、「いろがみ」というふうに「か」の音声が濁るんです。この「連濁」について紹介します。