ついでに触れると、b-1空域内の南方、三沢の東海上には、空自三沢基地所属の f-35a が今年4月の訓練中に墜落事故を起こした「r-129、北部本州 空戦訓練区域」 (sfc/35000) があります。事故現場は r-129空域の東端付近だったようです。 訓練試験空域等の空域を分離することで、相互の安全を確保しています。 管制区域: 航空交通管制区: 地表又は水面から200m以上の高さの空域: 航空交通管制圏: 航空機の離陸及び着陸が頻繁に実施される飛行場及びその周辺の空域: 航空交通情報圏 を実施するほか,百里沖,九州西方,九州北方,北 海道上空,三沢東方,三陸沖,硫黄島,小松沖,石 見上空及び遠州灘沖訓練/試験空域においては,時 間差を利用して訓練/試験空域と航空路等の空域の 分離を図る,いわゆる時間分離方式による運用を実 射撃訓練等は、訓練等区域に航空機が存在しないこと、また、射撃等海面に船舶等が存在しないことを確認しながら実施しております。 ... 三沢沖(R-129)
米戦略爆撃機 三沢空域で展開訓練 拡大する 米本土から飛来したB1(中央)と編隊飛行する米軍三沢のF16(上3機)と空自のF2(下2機)=米空軍資料 また、各訓練空域においては、空対空、海対海、海対空の各射撃訓練、空対空、空対地、空対海の 各射爆撃訓練、艦砲射撃訓練等が行われている。これら20か所の空域設定により、民間航空機の運行 や空港建設にも少なからず影響を与えている。
自衛隊機が三沢、松島、千歳の各基地から日本海の演習空域に向かう時に使う通路(コリドー)は、図の黄色部分で示したものだ。 米軍のF16は、これとは別に決められた2本のルートで日本海(秋田沖から奥尻島付近)の演習空域に向かう。 北部航空方面隊管内:三沢沖臨時; 北部航空方面隊管内:三沢沖(R-129) 第4航空団管内:北陸前沖(R-532) 第4航空団管内:佐渡沖臨時; 第6航空団管内:若狭湾北方臨時; 第7航空団管内:水戸東方(R-121) 第7航空団管内:百里沖臨時